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オタクなデザイナーの日常と仕事の話

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火桜ユウ

Author:火桜ユウ
趣味街道爆進中。
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I love Mac、イラレ。
おみやげ品なんかのデザインやら何やらをやってます。

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by Orfeon ~つれづれ日記~
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数は多めが良い。   2008.10.30

※ご注意
C国は基本、大量生産です。
それを踏まえてお読み下さい。







よくおみやげもの屋さんで売られている、キャラクターの人形が付いているストラップとかありますよね。
あれも基本はポリレジンという素材です。

落とすとパキッといく確立が高い素材です。
ですが、ローカルなキャラにはこれが使われている事が圧倒的に多いです。
何故かと言うと、型を作る時に掛かる費用など、一番最初に作った時に掛かる費用が比較的低コストで、最低生産数(=ロット)が少なくても損失は少ないのです。

この最初に掛かる費用ですが、当然生産数が多ければ多い程、商品一つに掛かる費用は少なくなっていきます。

例えば最初に掛かる費用が20000円だとして、注文が2000個なら、1個に対して10円上乗せしなければなりませんが、これが5000個なら4円となります。
さらに工場には色々と負担するものもある訳ですし、何より生産数は多ければ多い程もうけは大きいのです。

そんな訳なので、工場としても「ここまで」という生産数のラインがあったりします。
上記のポリレジン製品なら、最低1000個。これでもかなりギリギリです。
以前「1000個ばかりじゃ儲けがない」と愚痴られた事もあるくらいギリギリです。


おみやげ屋さんに卸している問屋さんも、オリジナルで作りたいという時は、普通は1000個単位の注文です。
他にも金属のキーホルダーとか、ピンズだとか、ぬいぐるみだとか色々ありますが、普通は1000個だとか2000個だとかです。







ここでツワモノなのが、おなじみCスパ!!



以前、紆余曲折の果てに、なんとかサンプルOKを頂いて、いざ量産品の発注だ!という時に注文書をもらいました。








コウモリバレッタ 注文数:500個











(゚Д゚;)



一瞬、担当の人のタイプミスじゃないかと思いました。
思わず社長に確認しにいくくらい。

いや……地方のさびれたみやげもの屋じゃないんだからさ……
全国展開してるくせにさ……





500個なんて数を一体1店舗にいくつ割り振るんですか?





……またしても私はC国工場の責任者様に平謝りしましたよ。
どうかこの数で作ってくれと。
「工場もこんな数じゃ作ってくれないですよ!」と言われてもどうにかこうにか……


その後も何度かリピート注文を頂きました。








全部500個だとか300個だとか、果ては200個なんて数を小出しにね。


工場の責任者様に「そんなにリピートがあるなら、1回で1000個注文してください!工場も他にもたくさん仕事があるし嫌がってるんです!」と言われても
「おっしゃる通りでございます」と言いながらも、なんとかなだめてほだして作ってもらってます。





他にもありますが、一番驚いたのは今年に入って初めて来た見積もりの商品。
これもまた髪飾りで、シニヨンでお団子を作ったようなぬいぐるみが付いた髪飾りでした。
これを最初に担当したのは、入って間もないアルバイトのYさん。

仕様書を見ながら、見積もり依頼書を頑張って作っている彼女の手がふと止まりました。


Yさん「……火桜さん」
私「はい?」
Yさん「ここ……」

そう言って彼女が指差したのは、注文数の項目。





 そ こ に は ―――












注文数:20ケ 30ケ 50ケ















私「…………」
Yさん「…………」
私「…………0が二つくらい足りなくないスか?」
Yさん「…………」

私「…………どこの手芸クラブのバザー出店?

Yさん「…………」





……毎回思う事なのですが……


ここって全国規模の大手だよね?
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リアルタイムネタ2   2008.10.27

今週の土曜……




例の「レ○ドクリフ」の映画の商品の組み立て作業というものを、内職工場まで駆り出されてやっていました。




皆!
映画館とかで売ってる商品やアニメ商品、おみやげもの屋の商品は、パッケージまで全部機械でやってるんだろとか思ってるだろ!



違うんだぜ。
基本は内職のおばちゃん達の手作業なんだぜ!!


一番簡単なのは、C国の一つの工場で全てのパーツが出来て、組み立て作業もやってくれて、パッケージも済ませてくれる、右から左へ受け流すという形式。
だって日本に着いたら、箱だけ差し替えて発送するだけで良いんですよ。

楽ですよ、本当に。出来れば
でも、C国でも基本は手作業です。
だから某オリンピックの時なんか人がそっちの方に行ってるものだから、見積もりが高い上に納期が遅いとか企画泣かせな事をやらかしてくれやがりましたよ。


まぁそれはそれとして……


楽とは言え、工場にも得手不得手はあるわけです。
オールマイティーな工場もあるにはありますが、見積もりが高かったりとか、
見積もりは安いんだけど、発注数(ロット)が多くなくちゃ駄目だとか、
金属は得意なんだけど、ポリ商品は苦手だとか、その逆もあったりとか……

だから、別々のパーツを別々の工場に注文して、日本に輸入させて日本の内職のプロフェッショナル・おばちゃんたちに任せたりする事が多いです。


……で、前回も書いた事ですが……


我々が取り引きしている工場の中で、C国の工場の並みいる強者たちの中でも、群を抜いてとんでもねー事を毎回してくれる工場があった訳です。

最近上司が見付けて、付き合い出した工場で、
・見積もりが安い
・何でも出来ると言う
という事が強みでした。中でも商品の値段の安さは他の工場よりも格段に安くて、早速上司S様は色々と頼んでいた訳です。







 そ し て ……






この工場は
・平気で嘘写真送ってくる
・頼んでみれば「出来ない」と言い出す
・普通に考えたら出来そうな事でも「出来ない」と言う
・普通に考えたらありそうな素材でも「ない」と言う
・納期を守らない→遅れる
・遅れたのは自分の責任であったとしても、そして納期がギリギリですぐにでも発送してくれなければ間に合わなくても「金を払わなければ送らない」と言う
・結果、尻拭いしてるとプラマイゼロどころかマイナスになっている
・そして社内全体が引っ掻き回され被害に遭う

……という、なんかもう日本人の感覚で付き合ったらそれこそミサイルでも落としてやろうかという程スゲェ奴だったのです!!

そう……この工場が、最初から羽根を輸出出来ないとか用意出来ないとか言ってくれれば、かなり早い段階から人工物の羽根を作る段取りも可能だったのです。




それが返事が遅れに遅れた結果、前回の内容と言う悲劇……。




上司S様は、前々からずっと付き合っていた工場と、もしその工場でも取れなかった場合の保険も兼ねて、日本の工場の2社から羽根を注文し、



結果、50万相当の無駄金を使う事になったのです。




……怖くて「採算は取れているのか」なんて訊けません……。





そしてもう公開の迫ったこの羽根付きボールペン。
納期もギリッギリなので、正社員・アルバイト・上司S様の知人友人・内職工場のおばちゃん全てを巻き込んだ
壮大なプロジェクトXをする事になったのです







まず土曜朝の9時半頃から作業スタート。
正社員・アルバイトの方で、羽根の軸の先端を切り、さらに羽毛部分を綺麗にカットして切り揃える作業。
そして正社員・内職のおばちゃんたちで各パーツの接着→組み立て→パッケージという分担になりました。
当会社は小さいので、正社員と言っても3、4人。
アルバイトの方は1人。

このうち、私は見知らぬおばちゃんたちに囲まれた接着作業に回されました。

話もせず、ただひたすらボールペンの一部になる金属のパーツと、羽根をくっ付けるための木の棒を、専用のボンドでくっ付けていく作業です。

しかも立ったまま。
しかも手元を見続ける作業のため、少し腰を屈めたまま。



途中で昼食に行ったくらいで




約8時間、延々とその体勢で同じ作業をしていたんです。
え?内職工場のおばちゃんたちだって大変だろ?


内職工場のおばちゃんたちはね……基本パートだからフルに働いてもらっても5時間が限界なんですよ。

朝から夜になるまでずっとその作業です。
出勤してもパソコンの前で引きこもってる超インドア派には辛すぎました。



「今日は帰るよ」と言われた頃には、
肩!腰!膝!足の裏!の体の全ての要点が悲鳴を上げる程痛くなってましたよ。

特に腰が。





そして日曜日。
上司S様は知人・友人引っ張って、また内職工場で作業に勤しむと言っていました。
でも、私やアルバイトの方、他の正社員の人には、この日まで来なくていいと言われたので、皆素直に休ませて頂きました。




色々としたい事がありました。
ありましたとも。えぇ、私も一応若い部類に入る女子ですから。

















激しい腰痛で、何も出来やしませんでした。




ずっと寝てましたよ……温湿布貼ったり、千年灸やったり……。








……『レ○ドクリフ』を観に行こうとお考えの皆様……

買えとは言いません。
多分、高いし重いしでかいし使い難いだろうし。

でも……



この商品のせいで週末潰した人間が、少なくとも10人くらいはいると思って下さい。

リアルタイムネタ   2008.10.21

最近、当社では映画関係の商品の仕事が多いのですが……



ことごとくトラブってます。

……やっぱり上司S様は疫病神的なものにダース単位で憑かれているんだと思います……
公開直前の映画の商品の行く末がますます混迷してきてるんですよ。


羽根の付いたボールペンなんですがね……

商品のね……

パーツの一部……というか一番重要な部分がね……







税関で止まってるの!
向こうの書類不備で!(゚∀゚∀゚∀゚)







中身の問題で没収されたとか止められたとかなら解るのに……

書類不備かよっ!!この時間がない時に!!





何でこんなにギリギリなのかと言うと、やはりこれもC国のとある工場のせいだったりします。
最初、この羽根の話が来た時、最初は羽根の扇子でした。
やった事がなかったので、色々なところへ作った事がないかと訊いた訳ですよ。
そしたらこの工場が、これそのままじゃないか!というくらいピッタリな鷹の羽根の画像をメールで送ってくれたんですよ!


これでイケる!と思った上司S様は、お客様に出来ると言ってしまったんですよ。









猛禽類の類は羽根だろうと輸出出来ない、と知るまで約2週間と少し掛かりましてね。
しかも何で知ったかと言うと、前々から取り引きしている別のC国の工場の人から訊いた話で発覚しましてね……


出来ないんじゃないか!何でこんな羽根の写真なんか送って来たんだ!と散々話した直後、
こんなの作りました。これから大丈夫です。とまた写真が送られてきたのですが……







黒い羽根にところどころ赤やら緑やらが入った、やったら毒々しい鳥の画像。

しかも、これどこからから獲って絞めてきたんじゃないのか、と社内全員の意見が一致する程肉が付いていそうな写真!!


しかも「『第2級保護動物』です」とのコメント付き。





それ猛禽類より駄目じゃねぇかっ!!!!







扇子は却下される事になりましたが、羽根ペンはやることになってしまって、他の工場や取引先などから羽根を取る事が出来ないかと、ここしばらく上司S様はかけずり回っておりました。



……そんな訳で。
『レ○ドクリフ』を観に行く方へ。

羽根のボールペンなるものが販売されていたら、ウチの上司が血へど吐いて頑張ったんだと思って下さい……

今さらですがTGSの話   2008.10.19

コウモリ話をどうするべきか悩んでいたら1週間経ってしまいましたが、先週行った東京ゲームショーの話を……


いつもおなじみオフ友Kちゃんと行ってきました。
なんかもう「じゃあいつも通りで!」のノリで、現地に朝8時30分集合。

今回の目的は主にカプコブースでした。
だってホラ……



『逆転検事』
『戦国BASARA バトルヒーローズ』
『祝☆BASARAアニメ化!』


ですよ?!

そんな訳で、『采配の行方』でしまさこにゃんといしだみつにゃんが日曜の方に出るという情報も得ていましたが、出来るだけ混まないように土曜にずらしました。

朝も早いのに相変わらず人が多いです。
しかもこの日は雨模様……幸い強い雨の時に外に出ていると言う不運には遭いませんでした。


並んでる間、ずっと萌え話やら色々と話して待っていました。
結構それで2時間くらいは軽く過ごせます。

そして入場して場内パンフを得てから、迷わずカプコブースのイベントステージ直行!!
でももう既にステージ前はたくさんの人が……
いやー……こういう時に自分は背が高い方で良かった、と思います。


朝一で始まるのは『逆転検事』の特別法廷。
最初のテレビの画面でなんかおばちゃんっぽいシルエットが見えましたがスタート(笑

特別法廷ですが、今回はミっちゃんの検事室で行われました。
裁判長はパソコンからの映像で、等身大タイホ君をリポーターにした取材班も同伴で、


今度の逆転シリーズは

御剣が主役の『逆転検事』なのか!
イトノコ刑事が主役の『逆転刑事』なのか!

……という事を決定付けさせる法廷のようです。




法廷形式にする意味は……というツッコみはこの際どこかへ飛ばしましょう。(笑


まぁ中身は、前回の屈辱を一生忘れないと心に誓ったミッちゃんがかたくなに『逆転検事』を認めないという内容です。

イトノコ刑事は、「これでソーメンからモチモチのうどんに昇格っす!!」と意気込んでいましたが(笑
……多分、まだ乾麺の域なんでしょうね。
一袋一食の生麺はまだなんでしょうね。
一体彼の主食に米が入り、おかず、汁物が付くのは一体いつになるのでしょうか。


途中から裁判長のパソコンをジャックしたおばちゃんが参戦して、さらには冥ちゃんまで加わって、もうミっちゃんいじられまくりなファンにはたまらない状況になったところで、最終的にはミッちゃんも自分が主役になるのを認めたようです。

イトノコさんはやはりソーメン生活脱出ならず(><)


もしかしたらまた特別法廷の映像が特典で付いたりするかもしれないので、ここではあまり書かないでおきます。


ただ、最後の最後でもしっかり笑わせてくれるカプコ最高です。





そして、BASARAのステージまで時間があるので、スクエニブースに行く事にしました。














が。













なんとスクエニブース、カプコブースの隣だったのです!


激烈に通路が混んでました!!しかも両サイド試遊コーナー!!



あれです。
朝の通勤ラッシュ時に人身事故が起こって30分くらい遅れた電車の中とか想像して頂ければいいかと……

もう進めないわ、押されるわ、前から人はくるわ……
しかも怖いのはちっちゃい子供もちらほらいる事。
蹴り飛ばしそうで怖いったらありゃしない。





押し分け押し分け進んで、ようやくクローズシアター前に着きましたが、

整 理 券 完 売 orz



まだ開場して45分くらいしか経ってないのに……
スクエニ、低迷しているような気がしてましたがやはり威厳は健在でした。

そこから今度はカプコの物販コーナーへ行ってみる事に。
『とのさまんじゅう』が欲しかったんです。他の何よりも。



悪夢のCスパの横を通り過ぎてカプコブースに着くと








「只今120分待ちでーす!!」







( Д )゚ ゚







ここ数年間、ジャンフェスやらゲームショーやら色々と行きましたが……






物販でネズミランドの人気アトラクション並みの行列なんてもの、初めて遭遇しました。


120分も物販で並ぶのなら、ネットで買いたい、とKちゃんと意見一致。
お昼を済ませて、BASARAの時間までどうしようかと悩んだところ、

私のわがままで、今まで並んだ事のない試遊に行かせて頂きました!!

勿論BASARA☆



しかし並んだ時には入場規制が掛かっていて、2時間以上並ぶとなると、イベントステージに行くためアウトという割とデンジャラスな時間配分になりました。

モニターから流れてくるa.b.sの新曲JAPに舞い上がりました。
だって……この曲、ライブで発表されて皆で手拍子したり飛んだり跳ねたり踊ったりして、凄く楽しかった思い出の曲なんですよ!大好きな曲なんですよ!!
もう……BASARA熱は弱火になってきていたというのに、またさらに点火させられてしまいました。


時間とか並んでる人数とか気にしながら待っていたら、背後の通路から毛利と元親コスの人が現れました。
いや……コスの人は別に珍しくないのですが……


問題は毛利のコスの方。






あのオクラ兜を忠実に再現してて、圧倒的な存在感!

並んでいる人たち全員が注目したのは言うまでもありません(笑



そして、一時間ちょっと経ってまだまだ余裕がある頃に、次回の入れ替えでどうにかプレイ出来そうな位置にまで来る事が出来ました。
一安心です。



……と思っていたら、前方で背中を丸めてプレイしてる方、





政宗様第二衣装コス






……どうしよう、鼻血吹きそうな程可愛いぞ筆頭。




筆頭を見送って、どうにか中へ。
初めて試遊というものをしましたが、いやー良いもんですねぇ
本当に楽しかった!意外にも佐助が使いやすくて、完勝しました。

うん、これは電車の中とか出来そうで良いwww





プレイ終了してしっかりストラップも貰って、イベントブースへ再び!
バイオのイベントが行われていましたが、しっかりさっきの政宗様がいたりして妙にテンションが高い私(笑





そしていよいよBASARAステージ!
さっきまでバイオのCG映画のコメントをするためにバイオTシャツ着ていたKプロデューサーが、伊達パーカーに伊達Tシャツに早着替えして御登場!!

今回のBASARAの説明など、かなりイベント事に慣れたKプロデューサーは、よどみなくファンの心を掴みつつ説明していきました。

ここでも流れる主題歌の映像。
皆ノリノリ☆

特にKプロデューサーの正面にいた政宗様コスの方がノリノリで、Kプロデューサーにも司会のお姉さんにも注目されていました(笑

そして主題歌のa.b.sのコメント映像。
相変わらず楽しい4人でいらっしゃる☆

この映像の中で、西川さんが「そろそろ(祭に)ね、呼んでくれてもね!」みたいな事を言っておりました。
いやー……ファンとしては来て欲しいけど……来たらBASARA祭のチケットの競争率が高くなるなぁ……と。

そしてコメント終了。

Kプロデューサー「じゃあ、来て頂きましょうか!どうぞ!」
ファン一同『え?!』
司会のお姉さん「いや、来てませんよ!来てませんから!Kプロデューサー、皆さん期待しちゃってるじゃないですか!!」

Kプロデューサー……ファンの反応見て面白がってるよね、絶対。



あとはKプロデューサーによる、プレイしながらの説明。
どうやらプロデューサー、前日のビジネスデーの時には説明に集中しすぎて時間切れのゲームオーバーになってしまったようです。

しかし今回もかなり厳しい展開!
どうなる!あと10秒!5秒!!


残り1秒!!!!









なんとKプロデューサー、


その1秒で技を決めて勝利致しました。
ブース内は拍手喝采です。



アニメに関してはちらっと触れたのみ。
既に雑誌で発表されたイラスト1枚のみしか見る事は出来ませんでした。
個人的には小十郎やアニキも出て欲しい……






そしてイベント終了して、去るKプロデューサーは―――





政宗様コスの方に脱いだパーカーを投げ渡してプレゼント!

凄いぞKプロデューサー!ナイスパフォーマンスKプロデューサー!!\(≧▽≦)丿

本当にイベント慣れしてらっしゃる。

うらやましいとかはあったけど、それよりもまず……

Kプロデューサーと政宗様がそういうやり取りしたのを間近で見られてかなり萌。


本当に楽しかった!
BASARA祭の日取りが心配で心配でとても気になるんですが(何かその辺りになりそうな2/14が既に予定入ってる……)、楽しみにしておきます!!

修正×修正×また修正   2008.10.08

【業界大手Cスパ話2 言う方は楽】




前回から時間が経ってしまって申し訳ないです……。
前回のコウモリバレッタの続きです。

今回、このコウモリの形成はポリストーンという素材を使う指定をされました。

このポリストーン、ポリと略して呼んでいますが、主におみやげ品で、「何のキャラでもない何かちょっと安っぽそうで現地じゃないと売ってなさそうな」粘土を固めたような素材です。
材料が比較的安くて、型代も比較的安価なので、少量生産する時に向いています。
ただ、ちょっとした衝撃でも簡単に割れます。

よくご当地キテ○などで使われている素材はインジェクションと言い、こちらは型代が高いですが柔軟性があって、柔らかい指定をすれば柔らかくなります。
よく槍とか刀とかを持っているキテ○を触ってみればぐにゃぐにゃ曲がりますよね。
その内折れてしまうものの、ポリよりは断然丈夫です。
大量生産する時に向いています。


……で、今回の指定のポリ。
そして作るのは、簡略化したコウモリのバレッタ。
バレッタなので出来るだけ薄く、カーブを描いた形になります。





どう考えても落としたら割れます。





……何故インジェクションにしないのか、Cスパ……
これで出荷した時とか、買ったお客様から「壊れたぞオイ!!」みたいなクレームが来たら
ウチのせいになるんだろ?そうなんだろ?
一応社長に頼んで、あらかじめ担当の方に断っておく事にしました。
それでも頑なにポリで挑むその心意気が解らん……


そしてポリが得意なC国のとある工場にサンプル制作依頼を出して一週間。
この工場はテンパってなければとても仕事が速くてそして綺麗に仕上げてくれます。

まず商品を作る時、上に上げたポリやインジェクション、そして金属のパーツなどでもそうですが、粘土で形を作ります。
そしてその粘土のモデルでOKが出たら、そこから大量生産用の型を作ります。

この型がゴムか金属かで値段が変わるのが型代です。
当然金属の方が長持ちしますが高いです。そんな訳でインジェクションは高くて大量生産向けなんです。


テンパってないので仕事の速いC国のS工場。粘土モデルの写真が送られてきました。
写真で見る限り、とても綺麗です。細部もあんないい加減な資料しかなかった割には綺麗に仕上がっていました。

これなら一発OKだろう!と思って、Cスパにメールで写真を転送。
しばらくしてからCスパから返信メールが来ました。
「スタートして下さい」だろうなぁ、と思ってメールを開いた私の目に飛び込んで来たものは……!!









「コウモリの羽根の先が尖り過ぎてます」

…………はい?(°◇ °)




「羽根の筋のラインが強調し過ぎているのでなだらかにして下さい」

……え?(@_@;)









「目の位置が違います」

工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工!!!








ちょ、ちょ……ちょっと待て!
ちょっと待てオイ!!
あんな解像度の低い画像しか載っていない紙媒体の指示書送って来ておいて、
そのこだわりは何?!

そんな細かいんだったら、せめて最初にもちっとマシな指示書送れよ!!





……と、とても言いたかったです。
本当に。
でも相手はお得意様です。大手様です。
一デザイナーの端くれの私に、そんな事言える訳がありません。
涙を飲んでその指示を、またしてもイラストレーターで図面にして描き直して、C国工場の責任者様に伝えましたとも。

おばちゃん並のマシンガントークで文句を言われながらも、何とかなだめて修正スタートしてもらいましたとも!(´;ω;`)



そしてさらに数日。
粘土の形を元にした修正なので、修正する事自体は簡単なのですが……




確認写真を送っても送っても「もっとなだらかに」「もっとこうして」「もっとああして」「もっと(以下略)
という事が再三―――どころか5回6回と続いて、さすがに工場の責任者様がキレそうになるなど紆余曲折ありまして、予想以上に修正に時間が掛かってしまいました。

量産した商品を納める期日は決められていると言うのに……と内心焦りながらも修正指示やら担当の方と連絡を取り合い続けました。



それでもどうにか「これなら大丈夫だと思います」という言葉を頂いて、やっと次の段階に進める事が出来ました。
型を作って、いよいよ現物を数個作るサンプル制作です。

本当に道のりが長かった……





そしていよいよ、バレッタの金具も取り付けられたサンプルが会社に到着!
かなり良い出来です。
親バカという目を差し引いても良い出来だと思いました。
普段、ノベルティーや映画、アニメの商品を主に扱っている上司のS様からも「上手く作るなぁ」というお言葉を頂いた自信作!

早速Cスパさん宛に発送しました。




そして1日経過して―――










Cスパさんから「形状変更」という悪魔の文字が届きました



あれだけ修正したのに……?と半ば落ち込みながらその指示を受け取りました。
案の定、また紙媒体で届きました。しかも今回は郵送でなくてファックス!
データ化してメール使えよ!!と内心ツッコみながらも開いてみます。




















「全体的に一回り小さくして下さい」













それはサイズ変更というもので、
粘土モデルの段階でやるものだァアアアアアアア!!!








さぁ大変な事になりました。

・納品期日まで時間がない。
・今から粘土モデルを再びC国工場に出してたら間に合わない
・正直Cスパを爆撃したい

などなどの問題を抱えてしまいました。
さすがにこの事態に、上司様も先輩も集まって緊急会議。

会議の末、上司S様の知り合いの日本人の原型師さんに頼む事になりました。
一晩で粘土モデルを作ってもらって、それをC国工場に送って、そこからまた型を作ってもらうという手筈で動く事に決定。
C国工場の責任者様にも、なだめながら説明して手配をしてもらいます。

その人が来てくれる事になって、車で会社に来るまでの間に、急いで指示書を細かく正確に書きました。
今度こそ完璧に、ここまでしつこく書くかというくらいまで細かく書きました。

そして上司S様の助言



上司S様「今から来る原型師の人、オタクだからオタク心を刺激するような萌えるイラストでも画像でも用意しておいた方が良いよ

火桜「了解しました!萌えですね!!


今さらながら会社内の上司と部下の会話としては不思議な会話だと思いましたが、そこは敢えて誰にもツッコまれませんでした。

とにかく、最初にもらった指示書から、このバレッタが何のアニメだかゲームだかのものなのか調べる事にしました。

何の秘密保持対策なのか解りませんが、Cスパからもらう指示書には作品名が書いていない事が圧倒的に多いです。
最後にパッケージして下さいという指示で届く台紙やシールなどでやっと知る事も多いです。


指示書に書いてあったのは「クド/リャフカバレッタ」
指示書を見た当初は、何の呪文なんだろうと思って「コウモリバレッタ」の名前で工場に出していました。

この名前の「バレッタ」の部分を省いた名前で、画像検索で調べて出てきた画像を見て―――





「……これ、パッチン止めのヘアピン方が良かったんじゃないのか……?」と素直に思いました。
バレッタにする意味が解らん……
しかも一回り小さくと言われたのですが、最初バレッタの幅は7cm。これでも十分小さかったのを6cmまで縮小する事に。

はっきり言って、バレッタの大きさじゃない気がしました。

本当にこれで大丈夫なのかと思って、Cスパに直に電話。
担当の方に事情を説明して今すぐ確認して答えて欲しいとお願いしたところ―――










担当の方「うーん……あ、じゃあデザイナーに変わりますね♪












……………………。















デザイナー、いたの?









何故デザイナーがいたのに、こんな指示書が来ているんだろうか。
そして私が色々と手間暇掛けて修正指示書いたり直させられたりしたのも、デザイナーの人がパパっと描いてくれれば一発でどうにかなった事なんじゃなかろうか……

その「デザイナー」の人と確認している時も、そんな思いが瞬を駆け抜けて 紅蓮の碑を描く……



サイズに関してはやはりかなり小さいもので、そのままバレッタでいくそうです。
本当に何でこんな頑なこだわりがあるくせに(以下略
やがて原型師さんが到着して、その人と打ち合わせをして急いで原型を作って頂く事になりました。



その時の原型師様の一言。







「君も大変だねぇ」

すみません、その一言だけで私は泣きそうです。


しかもこれで終わりではないときた。
続きはまた後日……。

大手は解っているとは限らない   2008.10.02

上司S様が映画の仕事でどたばたしたりC国のとある工場の無能っぷりにキレたりしてる横で、

あらかた仕事を片付けてしまったので、取り敢えず次に営業の人が出張に行きそうな場所のみやげ物を考えたりして時間を無為に過ごしていました。
……いや、S様のお仕事も手伝ってますが。

基本はメールだったりするので。

しかも今はC国は連休なので、見積もりを出しても帰ってこなかったり、催促を入れてもノーリアクションだったりするんで、何だか嫌な時間です。





【業界大手Cスパ話1 出す方は楽】
またも過去の仕事話です。
そしてまたもアニメやゲーム商品の話。

……おみやげものは基本、割と緩いので……



アニメやゲームの商品の大手として知られている会社Cスパ。
よくここと電話やメールでやり取りしたり、商品の中継ぎもしているという事を知人に話すと「良いなぁ」とか「凄いなぁ」とか「うらやましい」とか言われます。








甘いぜ、皆。








業界大手だから、さぞ凄いやり取りが繰り広げられているのだろう、とか思っていませんか?
まぁ間違っちゃいませんよ。
凄いですよ。






まずこの御時勢に見積もりが紙で郵送されてくる辺りとかね。


他のところは大体データをメールに添付して送ってくるところを、Cスパはメール便なんですよ。

わずか数秒で済むEメールでもファックスでもなく
メール便で1~2日の空白をわざわざ作るってくるんですよ。




データが重ければ、他の会社はCDに焼いて郵送とか、メールならZip形式で圧縮して送って来ますよ?
毎回社長から渡される度に疑問に思うんですよ。
「何で紙?」と。



で、商品を作る際には、見積もりを出す方は当然、イメージ画を記載します。
そこから工場の人たちは、商品に付けるパーツや商品自体の大きさ、形状の難しさなども含めて単価などの値段を見積もりとして出してくれます。

大抵は、その会社のデザイナーの人が書いたラフスケッチとか、そのさらに先のお客様からの指定の画像が入っているものです。




ある日、この日も社長からCスパからの商品だと言われた指示書(紙)を受け取った私は、早速それを開いてみました。

どうやら今回は髪飾り。
コウモリの形のバレッタを作るようです。














 問 題 は 
























「…………これ、解像度の悪い画像を切り抜いて、そのままプリントアウトしたんじゃね?」







思わず固まりましたよ、本気で。



解像度72くらいの画像を拡大してみました感の漂う指示書なんて初めて受け取りましたよ。
しかもバレッタ、という指示だと言うのに、側面図がないとかありえない……
バレッタってこう、カーブを描いているじゃないですか。
その角度とかバレッタのサイズとか書いてない……

―――……いや、そもそもこれ……






商品自体のサイズの指定がないんですけどぉおおおおおお!?







……慌ててCスパに電話しました。



火桜「すみません、頂いたバレッタの見積もりなんですが……これサイズが書かれていないんですが……」
担当「え?書いてあるじゃないんですか?」
火桜「いえ、サイズは書いていないんですが……」

担当「コウモリの絵があるじゃないですか

火桜「は?……はい、あります」




担当「その大きさです






計れってか。









……もの凄くツッコみたかったですよ。
でもお客様な訳ですからそこは我慢しました。





しかし、はっきり言ってこんな解像度の悪い画像だけ、しかも正面からの絵のみでは、はっきり言ってC国工場は見積もりをお願いしても無駄です。

本来なら右から左に受け流すところが、形が解らない、仕様が解らない、厚みが解らない、という質問攻めに遭い、何倍もの痛みを伴ってリバウンドしてくるんですよ。

だから私は、おみやげ品などで見積もりをお願いする際には、言わなくても解るような事まで細かくそれこそ「しつこい!」と言わそうなほどの指定を書いて工場の責任者さんたちに送ります。





そんな訳で私はいつも、Cスパさんからの見積もりが来ると必ず―――








ラフスケッチを描き起こした後、イラストレータで清書してデータを作っています。

このコウモリのバレッタの時は、プリントアウトされてさらに粗い画像になっている絵を
どうにか目をこらして、線の位置や凹凸の幅を目算で予想立てて入稿データを作りました。






……何で元があるはずのCスパさん本社から入稿データが来ないのだろう……と疑問に思う事が何度もあります。
取り扱った商品の数だけ。


そうした紆余曲折の果てに、どうにか依頼する工場も決まってサンプルの制作に進行する事になりました。


はぁやれやれ、とここで一息。














次に来る修羅場など、この時は予想もしていませんでした……
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