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オタクなデザイナーの日常と仕事の話

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大手は解っているとは限らない   2008.10.02

上司S様が映画の仕事でどたばたしたりC国のとある工場の無能っぷりにキレたりしてる横で、

あらかた仕事を片付けてしまったので、取り敢えず次に営業の人が出張に行きそうな場所のみやげ物を考えたりして時間を無為に過ごしていました。
……いや、S様のお仕事も手伝ってますが。

基本はメールだったりするので。

しかも今はC国は連休なので、見積もりを出しても帰ってこなかったり、催促を入れてもノーリアクションだったりするんで、何だか嫌な時間です。





【業界大手Cスパ話1 出す方は楽】
またも過去の仕事話です。
そしてまたもアニメやゲーム商品の話。

……おみやげものは基本、割と緩いので……



アニメやゲームの商品の大手として知られている会社Cスパ。
よくここと電話やメールでやり取りしたり、商品の中継ぎもしているという事を知人に話すと「良いなぁ」とか「凄いなぁ」とか「うらやましい」とか言われます。








甘いぜ、皆。








業界大手だから、さぞ凄いやり取りが繰り広げられているのだろう、とか思っていませんか?
まぁ間違っちゃいませんよ。
凄いですよ。






まずこの御時勢に見積もりが紙で郵送されてくる辺りとかね。


他のところは大体データをメールに添付して送ってくるところを、Cスパはメール便なんですよ。

わずか数秒で済むEメールでもファックスでもなく
メール便で1~2日の空白をわざわざ作るってくるんですよ。




データが重ければ、他の会社はCDに焼いて郵送とか、メールならZip形式で圧縮して送って来ますよ?
毎回社長から渡される度に疑問に思うんですよ。
「何で紙?」と。



で、商品を作る際には、見積もりを出す方は当然、イメージ画を記載します。
そこから工場の人たちは、商品に付けるパーツや商品自体の大きさ、形状の難しさなども含めて単価などの値段を見積もりとして出してくれます。

大抵は、その会社のデザイナーの人が書いたラフスケッチとか、そのさらに先のお客様からの指定の画像が入っているものです。




ある日、この日も社長からCスパからの商品だと言われた指示書(紙)を受け取った私は、早速それを開いてみました。

どうやら今回は髪飾り。
コウモリの形のバレッタを作るようです。














 問 題 は 
























「…………これ、解像度の悪い画像を切り抜いて、そのままプリントアウトしたんじゃね?」







思わず固まりましたよ、本気で。



解像度72くらいの画像を拡大してみました感の漂う指示書なんて初めて受け取りましたよ。
しかもバレッタ、という指示だと言うのに、側面図がないとかありえない……
バレッタってこう、カーブを描いているじゃないですか。
その角度とかバレッタのサイズとか書いてない……

―――……いや、そもそもこれ……






商品自体のサイズの指定がないんですけどぉおおおおおお!?







……慌ててCスパに電話しました。



火桜「すみません、頂いたバレッタの見積もりなんですが……これサイズが書かれていないんですが……」
担当「え?書いてあるじゃないんですか?」
火桜「いえ、サイズは書いていないんですが……」

担当「コウモリの絵があるじゃないですか

火桜「は?……はい、あります」




担当「その大きさです






計れってか。









……もの凄くツッコみたかったですよ。
でもお客様な訳ですからそこは我慢しました。





しかし、はっきり言ってこんな解像度の悪い画像だけ、しかも正面からの絵のみでは、はっきり言ってC国工場は見積もりをお願いしても無駄です。

本来なら右から左に受け流すところが、形が解らない、仕様が解らない、厚みが解らない、という質問攻めに遭い、何倍もの痛みを伴ってリバウンドしてくるんですよ。

だから私は、おみやげ品などで見積もりをお願いする際には、言わなくても解るような事まで細かくそれこそ「しつこい!」と言わそうなほどの指定を書いて工場の責任者さんたちに送ります。





そんな訳で私はいつも、Cスパさんからの見積もりが来ると必ず―――








ラフスケッチを描き起こした後、イラストレータで清書してデータを作っています。

このコウモリのバレッタの時は、プリントアウトされてさらに粗い画像になっている絵を
どうにか目をこらして、線の位置や凹凸の幅を目算で予想立てて入稿データを作りました。






……何で元があるはずのCスパさん本社から入稿データが来ないのだろう……と疑問に思う事が何度もあります。
取り扱った商品の数だけ。


そうした紆余曲折の果てに、どうにか依頼する工場も決まってサンプルの制作に進行する事になりました。


はぁやれやれ、とここで一息。














次に来る修羅場など、この時は予想もしていませんでした……
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